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立秋とは名ばかりのって残暑見舞いなどでよく使いますけど、
ほんとに今日は、名ばかりでしたね。(>_<)

で、今日は酒船石♪
s070804158.jpg
飛鳥の謎の石造物として有名だから、知らない人は少ないでしょうね。
酒舟石丘陵の天辺近くにあって、神酒を造る古代の装置だとか言われてきたものです。
詳しく言えば、飛鳥坐神社の神酒を作っていたとされていたとか。
江戸時代には、すでに酒船石と呼ばれていたようです。

で、この石、諸説あるわけですけど、液体を流すことはほぼ間違い無いです。
今の石の傾きから、東から西に向かって流すものとばかり考えていました。σ(^^)
(写真の手前から向こうへ)
先日の驟雨の時に、たまたま流れていたのを見たのですけど、
?って、思ったことがありました。
普通に水が流れる程度の水量なら、水が流れて行かない所があるのです。
で、すーっと面白味も無く流れて行きます。 
これじゃ表面の模様のような造形は意味無いやんって思っていたのです。

で、酒船石遺跡調査報告書を読んで、目からうろこがコロコロと♪
28.5センチ西を高くすると、西から東に溜まりながら次々に流れるとか。
一度東の丸い所に溜まってからは、戻るように二つに分かれて流れ出すようです。
思いつかんかった! なぜか東から流れるって固定観念が・・・! バカ!(笑)
s.gif
ただし、酒船石の東から出土している車石との関連とかは、まだ未解明だそうな。
何処から水を引いて、何処に流したのか。 どのような目的で造ったのか。
酒船石の付近は未発掘だそうなので、調査を期待したいな。(^^) ゆっくり待とう。

この調査報告書は、2500円もするんだけど、これだけ楽しめたら安いかも♪
お買い得でした。(^^) 


桜井市埋蔵文化財センターで、昨年度の発掘速報展が始まったようです。
飛鳥時代関連では、安倍寺跡で出土した「寺」と記された土器や瓦などが、
展示されているようです。

桜井は、どちらかと言うと飛鳥以前が注目されますので、
埋蔵文化財センターへもほとんど足を運ばないのですけど、
お盆や夏休みを利用して行ってみようかなって思っています。

速報展としては、17遺跡が紹介され、矢塚古墳や東田大塚古墳など、
邪馬台国大和説を賑わせた最古級の前方後円墳の出土品や、
6世紀後半に築造された高田寺谷1号墳から見つかった金属製の耳飾りや土器なども公開。

今月26日には午後1時半から記念講演会があり、
矢塚古墳、東田大塚古墳、安倍寺遺跡の調査担当者の解説があるそうです。
展示は9月30日まで。

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プロフィール
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真神原連風人
年齢:
1450
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性別:
男性
誕生日:
0574/04/20
職業:
飛鳥応援大使 
趣味:
飛鳥人
自己紹介:
同年の厩戸皇子様が制定された冠位十二階より、大信の位階をいただいております。
別名、風使部とも呼ばれております。
仕事は、飛鳥をアピールすることだそうなので、風の便りを発して頑張りますぅ。
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