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風の書 / 日記と雑記 両槻会情報 飛鳥情報
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舒明天皇の時代を考える講座に参加出来て良かったと思いました♪
舒明天皇を考古学的にも時代の変換点と捉える説には賛成です。マイナーな存在のように受け取られる舒明天皇ですが、風人は少し前からいろんな事の出発点(変換点)と見ても良いのではないかと思っていました。そんなことを今日は補強していただいた一日になりました。

あすか塾は、真中に昼食を挟むという変則的な講演会なので、聴講する側も集中できない欠点はあるのですけど、それでも楽しい講演を聞けました。会場もいっぱいでした。お話は、それに合わせて一般的なお話も多かったのですが、後半は結構マニアックモードになって楽しかったです。
隣のおじさんの鼾には参りましたが。(>_<)

牽牛子塚古墳の築造年代を文武朝(699)とする説(667年築造説ではないお話)を聞けて良かったと思います。風人などは、先生方のお話を聞くたびに「ごもっとも♪」と思ってしまうのですけど、違う考え方を短時日の内にお聞きするのはとても面白いものです。どちらも説得力があるんですよね。

横口式石槨の編年から、羨道の無い牽牛子塚古墳は、8世紀に近い(699=文武3年)築造だとのお話でした。667年の築造、699年の修築というのを中心に聞いていたのですけど、その思い込みも一歩止まってみるのも大事なのかと。鵜呑みは良くありません。たとえずぶの素人でも。そんな事を、久しぶりに思い出させていただきました。

疑って掛かると言うのは言葉としてよくありませんが、一歩引いて聞くのも大事だと思いました。風人個人は、やっぱ明日香村教委の説がよりフィットするのですがね。根拠は?って聞かれると困ります。(笑)
持統が文武へ橋渡しとして皇統を明示する為に天智陵と斉明陵を築いたというより、飛鳥を去る天智が所縁ある女性三人の永眠の場所を堅固に築造したという方が気持ち的に分かるように思う風人です。そもそも古墳の編年なんてちっとも分かってないからなんですが。(-_-;)
 
他にも舒明の考古学として、両槻会としては最近の定例会で取り上げた吉備池廃寺、百済大寺、岡本宮、段ノ塚古墳のお話も聞けて個人としては大収穫でした。
両槻会としても、大事な拠点の一つ橿考研博のキーパーソンになっていただけるかも知れません。博物館の学芸員さん総入れ替えみたいですから、ご挨拶と風人印象付けには成功したかも。(笑)
まっ、組織ヘのアプローチも最小単位の個人からしか接触出来ない両槻会の辛いところです。またまたゼロからの出発です。
 
飛鳥資料館の特別展も行ってきました。例年のキトラ壁画展の賑わいはありませんが、落ち着いた雰囲気の展示をゆっくり見学する良い機会だと思いました。喧騒の嫌いな方は今年の方が良いかも知れません。
 
有間皇子邸の宴も楽しく、激しい雨降りにも関わらず充実した土曜日になりました。
今尾先生他、お会いした皆さん、ありがとうございました♪

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プロフィール
HN:
真神原連風人
年齢:
1450
HP:
性別:
男性
誕生日:
0574/04/20
職業:
飛鳥応援大使 
趣味:
飛鳥人
自己紹介:
同年の厩戸皇子様が制定された冠位十二階より、大信の位階をいただいております。
別名、風使部とも呼ばれております。
仕事は、飛鳥をアピールすることだそうなので、風の便りを発して頑張りますぅ。
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