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平安文学に関するとある本がある。
その一ページに・・・。

椿市の場所はどこだろうという記述が続き

『 奈良・飛鳥地方の古代道などを踏査されている真神原風人(=ハンドルネーム)注29 氏は、①横大路や磐余道(山田道)などは金屋を通らない、②推古天皇十六年に隋国の使者裴世清が海石榴市に上陸して宮都に向かったと記録にあるが、南の豊浦宮に行くのに大和川北岸に上陸するのは不審である、注30 ③金屋は山の辺の道の最南部であるが、この山の辺の道は史跡を繋いだ東海自然歩道で、古代の官道とは考えられない、などの理由から、椿市=金屋説を否定しておられる。氏によれば、本来の椿市は三輪恵比寿神社の西方、後に「三輪の市」の呼称で知られるあたり、最古の官道としての山の辺の道も、ここを南北に通じて存在した(丁度JR三輪駅辺を通過する)と推測しておられる。』

注29:「海石榴市はどこ?」(インターネットホームページ「飛鳥三昧」
注30:ただし、「日本書紀」の記述は、「遣飾騎七十五匹、而迎唐客於海石榴市」とあるのみで、唐使が大和川を遡行して椿市で上陸という記述とは、理解しにくい気がするが、どうだろうか。


専門書籍であろうと思うが、こんなに間違って紹介されると非常に不愉快である。この飛鳥三昧の1ページが取り上げられることについて、今日に至るまで一切の連絡を受けていない。まことに不愉快である。知らないところで、勝手な批判や間違った抜粋を掲載されるのは、腹立たしい思いがする。

豊浦宮などと書いた覚えは無い! 小墾田宮と書いた。
椿市=金屋説を否定したことは無い! 私が書いたのは、海石榴市である。 平安以降の椿市は、逆に金屋付近である可能性は書いた。
本来の椿市は三輪恵比寿神社の西方などと、書いた覚えは無い! 椿市は三輪恵比寿神社付近か?海石榴市は粟殿辺りかと書いた。西方ってどっから出てきたんだ?
山の辺の道は、ここ(恵比寿神社西方)を南北に通じて存在した(丁度JR三輪駅辺を通過する)なんて書いていない! 纏向遺跡を通るのではないかと書いた。地図で示して、ここだと言うことではなく、この付近だと思うと書いてある。
隋使か唐使かもあやふやな専門書って、いったい何なのだ? 

難波から小墾田宮に行くために、三輪の麓を通るのは、水運利用以外の何が考えられるのだろうか? ②③の内容は、私が書いたこととは違うことが書かれている。引用するなら、しっかり読んでもらいたい。だいたい結論としている「海石榴市の場所」は、私が書いたものとは違う。三輪恵比寿神社の西方などと書いた覚えは無い。結論さえ間違って掲載されている。この方は、私のページの何を読み取ったのだ? この本を読んだ方は、私が書いた覚えの無いことを、書いたと認識されるだろう。

そもそも、このページは、ぶらぶら歩記というコンテンツの中にある。つまり、海石榴市の所在を絡ませた散策記事なのだ。考察のページではない。それに、私が取り上げているのは、古代の海石榴市(飛鳥時代の海石榴市)の所在である。平安時代の専門家が、無理に平安時代にくっつけて引用するから、こんな変な記載になってしまう。平安時代のことなど、私は何も知らないし、語ろうとも思っていないのだ。

私は、研究者ではない。だから考察などはしない。思いついたことを書き留めているだけである。だのに、いきなり専門書籍の中に引きずり込まれるのは、不本意である。プロの方が見るのは、もちろん自由だけど、同じ土俵の上に引きずり上げないで欲しい。

このページの内容が、論文やサイトにパクられているのは知っていた。今井町のページもだけど。ページにも書いているが、アマチュアの戯言なのだから、流用や引用はやめて欲しい。真に受けて批判しないで欲しい。

せっかくの日曜日、きわめて不愉快な朝となった。

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プロフィール
HN:
真神原連風人
年齢:
1450
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性別:
男性
誕生日:
0574/04/20
職業:
飛鳥応援大使 
趣味:
飛鳥人
自己紹介:
同年の厩戸皇子様が制定された冠位十二階より、大信の位階をいただいております。
別名、風使部とも呼ばれております。
仕事は、飛鳥をアピールすることだそうなので、風の便りを発して頑張りますぅ。
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