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風の書 / 日記と雑記 両槻会情報 飛鳥情報
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風人の腕の中で、今朝、息をひきとりました。
昨日から悪くなって・・・、立てないのに、風人が帰ると立って迎えようともがく・・・、たまらなくて、ずっとついててやった。特に苦しむこともなく、もう頑張るなって言ったら、静かに寝息を立てながら逝った。

悲しさより、我が身をもがれたような・・、父も兄も亡くしたけど、涙を流したのは初めてかもしれない。一郎の匂いが染み付いた風人の部屋。これからが辛くなるだろう。

ちゃんと送ってやります。それが勤めだと。

葬儀を終えた。風人と風鼓の二人だけの参列だけど、ちゃんと経を唱えた。そして出棺した。風鼓さんもただ涙涙。ありがとうって言ったら風人も涙が止まらなくなった。人間なら100歳近いけど、風人には息子。それ以上だったかも。
風人家に来た時は掌に乗るような大きさだった。真っ白で腕白だった。成犬になって、茶色の毛が混じったけど、年とってまた白くなった。ドコモのお父さんを二周りほども大きくしたような感じ。丸顔ではないけど。そんなデカイのが家の中に居た。

玄関の扉を開ける前から、上り框に立って迎えてくれた。玄関に入ると、二本足で立って抱きついて嘗め回してくれる。立てなくなってからも、必死でやろうとしていた。上り框に二本足で立てば風人と変わらない高さになる。お酒を飲んでいると嫌な顔をする。まっ、しゃーないかって顔で、さっさと風人の部屋に先に入って行くのが常だった。

人は馬鹿にするかもしれないけど、風人は一郎に普通に話をする。一郎は聞いていた。かなり理解していたと思っている。風人は、座卓にパソを置いている。座ると一郎は伏せをしてあごを風人の膝辺りに乗せる。こうしてキーボードを叩いていると、一郎の重さや体温が甦ってくる。風人にとって一郎は犬でもペットでもなかった。思い出は尽きない。それをどう整理したら良いのだろうか・・・。整理なんかしたくないな。

安らかに眠れ一郎! 来世も一緒に過ごそうな。

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プロフィール
HN:
真神原連風人
年齢:
1450
HP:
性別:
男性
誕生日:
0574/04/20
職業:
飛鳥応援大使 
趣味:
飛鳥人
自己紹介:
同年の厩戸皇子様が制定された冠位十二階より、大信の位階をいただいております。
別名、風使部とも呼ばれております。
仕事は、飛鳥をアピールすることだそうなので、風の便りを発して頑張りますぅ。
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