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風の書 / 日記と雑記 両槻会情報 飛鳥情報
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近江俊秀先生の著書を読み始めました♪

『 道路誕生-考古学からみた道づくり- 』 青木書店 2800円+税

近江先生は、奈良県立橿原考古学研究所主任研究員でいらっしゃいます。
両槻会のメールマガジン『飛鳥遊訪マガジン』に寄稿をしていただいている先生です。

sP1030215.jpg
メルマガの連載が始まるのと同時に、この本が出版されました♪

σ(^^)は、サイト立ち上げの頃から古道をテーマにしたコンテンツを作って来ました。
「飛鳥へ続く道」というコンテンツタイトルです。
古道歩きを軸にして、その古道にまつわる話やその道を通った人々や物への想いを綴ってきました。
飛鳥三昧のメインテーマの一つです。

このご本は、そんなσ(^^)にぴったりの本でした♪ 近江先生の「古道は面白いよ」って語りかけが聞こえてきます。先生は、考古学者ですから、考古学の手法を使った古道研究成果も知ることが出来ます。
σ(^^)もまだ完読していませんが、非常に面白く、わくわくさせていただいています。

序章 道路と考古学
第Ⅰ部 道路とは何か
第Ⅱ部 「より近く、より早く」
第Ⅲ部 全国をつなぐ道路網
終章  古代の道路と現在の道路

特にσ(^^)が興味を引きましたのは、
第Ⅰ部では、古墳時代の道路である鴨神遺跡の道路遺構のお話でした。
葛城古道は何度も行っていますので、その地の情景を思い浮かべることが出来ます。
風の森峠近くに在るこの古道は、様々な工夫を盛り込んだ道でした。
著書では、豊富な掲載写真と共に、非常に分かりやすく解説されています。

第Ⅱ部は、σ(^^)の興味の対象そのものでした♪
上・中・下の南北三道と横大路、そして太子道と呼ばれるスジカイ道へとお話は進みます。
メルマガで連載していただいている「阿倍山田道」もこの第Ⅱ部に含まれます。
ですから、第Ⅱ部は、全部がとても興味深かったです。
豊富な図や写真が、理解をとても助けてくれました。また、先生が実際にその道に立たれ、歩かれたのを実感として読み取ることが出来ました。

第Ⅲ部は、これからです。

そのほかに、章立ての間に入るコラムが三つあり、とても面白いのです♪
1:二つの紀道 葛上斜行道路と巨勢路
2:推古天皇の大道は竹内峠を越えていたのか?
3:最近の大和の古代道路事情。

朝から、一気に第Ⅱ部まで読んでしまいました。
平易な言葉で語っておられるので、とても読みやすく、好奇心をいっぱい満たしてくれます。

読ませていただいて、また古道を歩きたくなりました。
特に紀路を歩いてみたい。

皆さんも、是非お読みください。 
風の書をご覧くださいます皆さんには、本当に面白い本だと思います。

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プロフィール
HN:
真神原連風人
年齢:
1450
HP:
性別:
男性
誕生日:
0574/04/20
職業:
飛鳥応援大使 
趣味:
飛鳥人
自己紹介:
同年の厩戸皇子様が制定された冠位十二階より、大信の位階をいただいております。
別名、風使部とも呼ばれております。
仕事は、飛鳥をアピールすることだそうなので、風の便りを発して頑張りますぅ。
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