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風の書 / 日記と雑記 両槻会情報 飛鳥情報
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飛鳥資料館では、続々と楽しい企画が展開されます♪

  • 8月1日~9月2日
    • 夏期企画展 「とき」を撮す -発掘調査と写真-
  • 10月19日~11月25日
    • 秋期特別展 「綺偉荘厳 山田寺」
  • 2008年1月4日~2月3日
    • 発掘調査速報展 「飛鳥の考古学2007」
  • 2月9日~3月2日
    • 絵で見る考古学 -早川和子原画展ー

両槻会主催の講演会の除けば、とりわけ秋期特別展が注目です♪  
これは、両槻会第七回定例会にも関連してきます。 
予習の意味でも是非行きたいです♪

藤原道長が、 1023年(治安3)高野山参詣の途中に山田寺に立ち寄り、
「堂塔及び堂中は奇偉荘厳で言語に尽くしがたく黙し、心眼及ばず」と感嘆したそうです。
古代山田寺の様子が偲ばれる記述です。
綺偉荘厳というタイトルは、この文章からのものでしょう。

山田寺は、飛鳥三昧としてサイトを復活させる契機となったコンテンツです。
ももさんの「ひとしひとひら」内に、このページがあったことなど、
今でも懐かしく思い出します。 ページカラーはももさんのページに合わせてあったので、
飛鳥三昧としては珍しい色合い。(笑)
古いページですけど、今でもこのページは良く出来ていると思います。 
良かったら特別展の前にご覧ください♪

山田寺

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飛鳥池遺跡で、銀の精錬もやっていたことが分かったそうです♪

これまで、銀の精錬は1553年に、世界遺産に登録された石見銀山発見に伴って、
半島を経由して伝来した技術だと言われてきた。
それを遥かに遡る7世紀後半に、飛鳥でそれが行われていたという。

銀の精錬には、灰吹法という鉛に溶け込ませてから抽出する方法と、
鉛の代わりに水銀を利用するアマルガム法があるのだそうで、
今回分かったのは、灰吹法を用いた方法であるようです。
一部には水銀も検出されることから、アマルガム法も用いられた可能性があるとか。

純度は、95%だったそうだ。
飛鳥人(古代人)を、甘く見てはいけないという良い例なのかもしれない。
古代だからこんなものだろうとか、古代人だから・・・は、やはり間違いです。

この重要な遺跡の上に、詰まらない建物が建っているのは、恥ずべきことだと思う。
石見銀山が世界遺産になるなら、それに匹敵する価値を有する遺跡だったことが、
今回だけでも充分に立証されたわけだから。

高松塚の金箔が出たニュースなども気を引いているのだけど、今日はここまで。

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山田道にまたまた新展開♪ 
前回の現説があった藤原京期と天武期の下層から、
新たな道路遺構が見つかったようです。 

7世紀半ばの東西方向の溝(長さ26m、幅1.3~1.8m)が検出され、
山田道の南側溝とみられ、また石組みの跡があったようです。

やっぱり、湿地を埋め立て造成しなくてはならなかったので、相当苦労したようですね。
溝の側に、葉のついたシイやサカキなどの枝が敷き詰めた面の跡があったようです。
渡来系の土木技術「敷葉工法」というらしい。水はけの悪い地盤を補強したんでしょうね。

ぅ~む。7世紀半ばまで、ここに山田道が在ったのか・・・・。 (^^ゞ
天武期に移動したと思っていたのだけどな。。。

しかし、まだ7世紀初期の山田道は分からないわけで、自説はまだ残ったぞ。(笑)

石神って、現説の後の方が絶対面白い♪ (^^)

sP1200900as.jpg

奈良文化財研究所の許可を得て掲載しています。無断転載禁止
(飛鳥資料館ホール模型)
σ(^^)は、推古朝まで遡れば、山田道はこの位置にあったと思うのですけどね・・・。(^^ゞ
この模型は、藤原京期か天武期を想定してるみたいです。
結果的には、この模型は間違っていることになったみたいですね。(^^ゞ

  ももさんの「ありのすさび」>「出た♪」にトラックバックしました。


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さっさと帰ったきたお利口さんの風人です♪ (^^ゞ

本日は、桜井からバスで治田神社前まで。楽チンコースの岡寺詣で♪
石楠花は満開です。ってことは、盛りを過ぎたのもあるってことで、もう終わりですね。
ボタンは見頃でした。 常谷寺の牡丹も今ですね。
まっ、連休前半まででしょう。

真神原の蓮華は最高潮です♪ 色も濃くなっています。(∩.∩)
今日は、岡寺からちんたら下って、飛鳥庵へ。
おばちゃん、またまた不調。 (>_<)

りょおさん、kameuchiさんと歓談後、明日香村埋蔵文化財展示室へ。
何だかんだと西光先生に教えてもらった。
暫し歓談♪ ありがとうございました♪ m(_ _)m

両槻会第二回定例会のチラシは、またしても無くなっていた。補充♪
実際に来て下さると良いのだけど、まっこう言うことの積み重ねが大事かと。

歩いて橿原神宮前へ。ちょうど良い時間になったので、さわさんで休憩。
ちろっと生で癒されて帰ってきました♪


で、連絡です。 
先週、飛鳥庵にベストを忘れた方がいます。 心当たりの方は、取りに行ってね。
お店に置いてあります。
P1200599s.jpg

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先日、予告していました玄武公開の記念講演会の申し込み要領が発表されました。
早速、今夜にも出しておきたいと思っています♪
昨年は、受付番号2番だった。(爆) 1番と同時到着だったと思うけど。(^^ゞ


以下、飛鳥資料館公式サイトトピックスより

春期特別展「キトラ古墳壁画四神玄武」記念講演会
  • 日 時:平成19年5月20日(日)14時から16時(13時半より受付)
  • 会 場:奈良県立万葉文化館 企画展示室
  • 主 催:文化庁・飛鳥資料館
  • 講演者:白石太一郎氏(奈良大学教授) 
  •      :川野邊渉氏(東京文化財研究所修復材料研究室長
  申込方法:往復はがきでのみ受付。 先着400名
往信面に必要事項、返信面にご自身の住所をご記入の上、お送り下さい。
  • 住所
  • 氏名
  • 電話番号
  • 希望人数(1枚につき2名まで。)
応募先  〒634-0102 奈良県高市郡明日香村奥山601 
飛鳥資料館「記念講演会受付」係 
申込期間 平成19年4月27日(金)~5月12日(土)消印有効 

って~ことでした。 
確認は、飛鳥資料館公式サイトで。


昨年の白虎の時、川野邊さんの話、面白かったんだよね♪
今回も、楽しみに行こうっと♪

思い出した! 
会場の某〇×△▽館のボランティアガイドさん、しつこくて往生したんだよね。
σ(^^)は、さっさと逃げ出したんだけど・・・。(笑)
あの人それで結構有名らしい。その後数人から同じことを聞いた。
キレてた人もいたなぁ~。 たしかどこぞの先生じゃなかった?(笑) 記憶違いかな?
センセ捕まえて、ガイドしたらアカンはな。(爆)  
飛鳥池遺跡に関してなら、こっちの方がよ~知ってるちゅうねん! もう捕まらんぞ!(笑)


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春季特別展「飛鳥を翔けぬけたとき」 ~網干善教先生追悼展~ 
明日香村埋蔵文化財展示室で、昨日より始まりました♪
070414d368s.jpg
5月末までの会期のようです。
昨年お亡くなりになった網干先生の遺品や発掘に従事された遺跡の紹介やビデオも流されています。
期間中は、土曜日曜にも開館されるので、日頃見学出来ない人には良いチャンスです♪

両槻会のチラシも会場に置いていただいていますので、手に取ってご覧ください♪

展示館東の石神遺跡の田んぼは、もうすぐレンゲが見頃になります♪
070414d367s.jpg

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説明会自体には参加できなかったので、不明な点を残したままになりました。(^^ゞ
まっ、それは追々勉強するとして、今回見た感想と言う程度で書き残しておこうと思います。

はっきり言って、今回の遺構は分かりにくかったです。
ごちゃごちゃってしてる印象で、頭の中の整理が出来なかった。(^^ゞ

午前中に行った時に撮った写真だけど、この山田道と雷丘の位置関係がどうもピンと来なかった。 

070331w067s.jpg

道路と雷の切通がずれている。写真を写している所は道路の中央ではないから、
実際にはもっと北側のはず。そうすると、雷の丘の城山の中心に近くなるわけで、山田道をなぜ北側に迂回させずに、切通をわざわざ開削したのかが、気持ち良く納得出来ないのです。工事としては、絶対その方が楽なはず。何か特別な理由があるのかな? 最近出来た県道は、新たに北側を回りこませている。

と言うことは、
  • 北側に避けなければならない建築物が在った?
  • 切通はもっと以前からあり、狭い道路が通っていて、拡幅するだけで簡単に広い道路を作れた?
  • 雷に切通を作った時の山田道は、発見されなかったけど今回よりも南にあった。
  • ここを通す理由があった?
  • 小墾田宮が東方遺跡とかこの辺にあったとすると、宮とかの建物は、南に開いているはずだから山田道は使いにくくないのか?  山田道から宮の南に入る道が必要なはず。
  • すぐ近くに氾濫川として知られている飛鳥川が流れていたわけで、東には、今回のような沼沢地が広がっている。 雷東方遺跡付近は、使いにくい土地だったんじゃないのか?
小墾田宮って、ページにもしているけど、やっぱり山田道の北側に在ったんじゃないのかな?
そんな気がして仕方が無い。

今回の遺跡の土地利用を示す全5期の様子を見ていても、道路の北側を使いやすくするための排水工事の側面もあるんじゃないのかって思ったりしました。西を流れる飛鳥川に南や東側を流れる水を落とすためのようにも見えた。もちろん今回出ていた溝は、天武期から藤原京期のものだけど。3期の東西溝2なんてのがこれに当たるのかな?

宮のすぐ裏側を通る幹線道路ってのが、σ(^^)には上手くイメージ出来ない!


070331w053s.jpg 説明を聞けていれば分かったのかも知れないのですけど、パンフレットには載っていなかった杭列がありました。

遺構の北西隅に近いところです。道路遺構の下を調査されていて、その北端の辺りでした。

図面にも載っていなくて、質問するのも忘れてしまったので、今更気がかりになってきました。(^^ゞ

Ⅰ期の杭列の関連なんでしょうかね?
堰状施設ってのも良く分かりませんでした。堰って分水したり、流路を変えるときに使いますよね。 隣にある斜行溝と関係するんでしょうけど・・・・・。 これも図面にないんですね。どのように他の遺構と関連するんでしょうか。
18次調査の杭列とかももう一度、資料を繰ってみないと分からんです。(^^ゞ

070331w073s.jpg
前回の調査から引き続いていると言うと、このⅤ期にあたる礫集中部というのもどういうものなのか、分かったようで分からない存在です。

土地を補強するために入れているのでしょうけど、それは上に建物を建てるためじゃなかったら、どんな意味があるのだろう?

建物は検出されていないのですよね。。。
何のための石なのだろう?

発掘したからって、全部が分かるわけじゃないんだろうけど、もっといろんなことが分かると良いな。(^^)
なんか全体を上手く把握できませんでした。(>_<)
誰か上手にこの辺の再現図とかジオラマ作ってくれないかな~。。。(^^ゞ
やっぱ現説聞きたかったな~。。。。


で、竹田遺跡。
毎度書いているので、読んでくれる人も書いている方も嫌なんですけど。m(_ _)m
資料に間違いがあります。重箱の隅ですけど、どうも気になるんですよね。
「竹田遺跡は飛鳥寺の北面大垣から東に約20mの距離」にはありません。
こちらは、前回も飛鳥寺からの距離を間違えて書いてはりました。
発掘調査報告会の資料もでした。
知ってる人間や見学会に参加した人は感覚的に距離が分かりますけど、
知らないで資料だけ見たらねって気がします。 
毎回なので、あぁ~あっって思ってしまいました。資料の信憑性が下るんですよね。(^^ゞ
すいません!  間違いばかり書いてるσ(^^)です。m(_ _)m  
きっと嫌な奴に思えるだろうな・・・σ(^^)。 

約200mです。 単純なミスですよね。 

070331w128s.jpg

黄色くマーキングされた柱穴が、飛鳥時代後期の物だそうです。
調査区の端っこで掛かったので、建物の全体像は確定出来ないみたいですけど、
そんなに大きな建物ではないようですね。 一棟は、塀かも知れないということです。
赤のマーキングがされた柱穴は、それ以降の平安から中世にかけてのもののようです。

大型の建物跡が見つかるのを期待していたんですけど、今回は期待はずれでした。
けど、建物遺構が続いているわけですから、主要な建物がきっと近くにあるんでしょうね。
この丘陵のピークに近いところじゃないのかな?って思うのですけど、
いずれの楽しみとしましょう♪


講演会後の慌ただしい見学となり、定例会を無事に終えた気の緩みで、
しっかり遺構を見なかったのが残念です。もうちょっとちゃんと勉強しようね!σ(^^)


早朝書いた記事を、移動中とかを利用して携帯チェック後に投稿しています。
変な時間に投稿しますけど、決して遊んでいるわけではないです。
こうしないと、記事を書く時間を見出せないのです。(>_<)  念のために。

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プロフィール
HN:
真神原連風人
年齢:
1450
HP:
性別:
男性
誕生日:
0574/04/20
職業:
飛鳥応援大使 
趣味:
飛鳥人
自己紹介:
同年の厩戸皇子様が制定された冠位十二階より、大信の位階をいただいております。
別名、風使部とも呼ばれております。
仕事は、飛鳥をアピールすることだそうなので、風の便りを発して頑張りますぅ。
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